噛み合わせ・顎関節症

実は、顎の異常はバカにできないんです。

実は、顎の異常はバカにできないんです。

顎関節症の一般的症状は、口が開きにくく、少ししか、開かなかったり、痛みをともなったり音がしたり、顎をずらさないと大きく開けられないなど様々です。私が考える顎関節症の根本的問題は、顎関節の顆頭の位置が、上下の歯がしっかり噛み合った時、正しい位置におさまっていない事が、主な原因だと思っています。私の役割は正しい位置を見つけ、いつもその位置で咬めるように、戻してやることです。

その為には、噛み合わせを変えなくてはなりません。顆頭の位置のずれが、ほんのわずかなら、個々の歯を微妙に調整しズレを修正します。位置が大きくずれていれば、正しい位置に戻すために、合成樹脂のかぶせ物を作ったりして顎の位置を動かしたりもします。その症例、症例によって治療方法も様々です。ともかく、正しい位置に、顎関節の顆頭に戻してあげれば、自然と症状は軽減していきます。そして、最終的に、顆頭が、正しい位置を保てるよう、噛み合わせを作ってあげることが重要なことなのです。

では、噛み合わせ治療とは、大まかに言えば噛み合わせが原因で全身に色々な症状が出てきてしまうのを治していくことです。例えば、顎関節症がひどかったのが治療もしなくて症状がなくなったとしましょう。もちろん、自然治癒したのかもしれませんが、それから肩こりや腰痛がひどくなったりしているかもしれません。その場合、顎関節をかばって全身のバランスをとるために他の部位に負荷がかかった結果かもしれません。
噛み合わせ治療の場合、大きな視野で些細な部分を見ていかなくてはいけないと思っています。